ローコード開発は製造業DX実現に貢献するのか(その2)
Arasはローコードプラットフォーム機能を拡張し続けています。
(ローコード開発は製造業DX実現に貢献するのか その1から続く)
Arasは9月にエンタープライズ向けローコード PLM プラットフォームの最新バージョンとして 、Aras Innovator バージョン12SP9 の提供開始を発表しました(プレスリリース)。
engineering.comの記事でも紹介されていますが、今回の最新リリースでは、より高速な検索エンジン、より多くのパーソナライゼーション機能を備えたUIの更新、改善されたツリーグリッドビューとグラフナビゲーション、より優れたマルチタスク機能、Microsoft OfficeとSOLIDWORKS PDMコネクタ、エンジニアリングとデジタルツインコア、モデルベースシステムエンジニアリング(MBSE)の統合とトレーサビリティ、シミュレーションプロセスと結果の管理などの機能強化と新機能を搭載しています。
Arasは、オープンで柔軟性があり、拡張性があり、アップグレード可能なアプリケーションのプラットフォームを提供する、としています。Arasのシニアバイスプレジデントはビデオの中で、「私たちは標準のアプリケーションスイートをそのまま使うことを期待していません…あなたのユニークなビジネス状況に合わせてArasでローコード機能を使って構築することができます」と述べています。
(ローコード開発は製造業DX実現に貢献するのか その3に続く)